NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」の時代について説明します。
前番組の「あさが来た」は幕末から大正時代にかけてのお話でした。
大河ドラマでは度々あったものの、
朝ドラで幕末というのは初の試みで当時はかなり話題になりましたよね。
ところで今回の「とと姉ちゃん」の時代はいつなのでしょうか?
せっかくなので同じ時代設定の歴代朝ドラについても確認してみました。
「とと姉ちゃん」の時代はいつ?主人公のモデルから予測!
とと姉ちゃんのメインヒロインの小橋常子のモデルは大橋鎭子(おおはししずこ)氏です。
大橋氏は1920年の大正9年生まれです。
そして、亡くなったのは2013年の3/23です。
実は随分最近の話なんですよね。
今回とと姉ちゃんのメインとなるのは大橋氏が暮しの手帖社を創業し、
生活総合雑誌の「暮しの手帖」を出版する部分をモチーフにした内容です。
実際に「暮しの手帖」の創刊は1948年の9月です。
つまり、今回の時代のメインは「戦後」ということが予想できます。
ただし今までの朝ドラと同様、メインヒロインを語る上では
当然小橋常子の幼少期も忘れてはいけません。
この常子の幼少期で最も重要なのが
常子がただの「姉ちゃん」から「とと姉ちゃん」に変わったきっかけです。
そうです。
父親の竹蔵(西島秀俊)が亡くなるシーンです。
史実では常子のモデルである大橋氏の父親が亡くなるのは
大橋氏が11才のときです。
となると「とと姉ちゃん」の時代は昭和の初期から戦後までということになりそうですね。
「とと姉ちゃん」と同じ時代の朝ドラは?
「あさが来た」が幕末~明治の時代設定だけに
今回の「とと姉ちゃん」は大分時代設定が離れているようにも見えます。
しかし戦後がメインの時代設定の朝ドラは意外に多いことをご存知ですか?
ちなみに戦後の高度経済成長期の設定の主な朝ドラがこちらです。
- ふたりっ子(1996年後)
- あすか(1999年後)
- ゲゲゲの女房(2010年前)
- 梅ちゃん先生(2012年前)
もちろん、NHKの朝の連続テレビ小説は今回の「とと姉ちゃん」で94作品目となりますので、
他にも戦後を時代設定のメインとした朝ドラは存在します。
しかし、「とと姉ちゃん」と同じ時代の朝ドラは
有名どころだけでも結構あるというわけですね。