べっぴんさんの主題歌についての記事です。2016年後期の朝ドラ「べっぴんさん」の主題歌はミスチルが歌う「ヒカリノアトリエ」です。あのミスチルが朝ドラの主題歌!?ということで期待しますよね。主題歌の裏側を知ればさらに期待したくなること間違いありません。
べっぴんさんの主題歌についてのスタッフの思いとは?
あのミスチルが主題歌担当ともなればドラマの制作スタッフとしてはかなり嬉しいでしょう。実際にべっぴんさんのプロデューサーの堀之内礼二郎さんはべっぴんさんの主題歌「ヒカリノアトリエ」についてこのようなコメントをしてました。
タイトルに使われている「べっぴん」という言葉には「作り手が思いをこめた特別なもの」という意味があります。
私たちはこのドラマそのものを、作り手のたくさんの思いをこめた最高の「べっぴん」にしたいと強く願いながら制作を進めています。「このドラマを最高の『べっぴん』にする」。
その大きな使命を果たすために、誰に主題歌をお願いしたらいいだろうと考えた時、真っ先に頭に浮かんだのがMr.Childrenの皆さんでした。
数々のヒット曲を生み出し、日本の音楽界で20年以上にわたり圧倒的な存在感を保ちながら燦然と輝き続ける、奇跡のようなアーティスト。
彼らが作ってきた音楽は、何世代にも渡ってさまざまな人々に愛され、人々の心に寄り添い、その人生を鮮やかに彩ってきました。「もし彼らに『べっぴんさん』の主題歌を作ってもらえたら……『Mr.Children×朝ドラ』でどんな歌が生まれ、どんな輝きを放つのだろう」と、
考えただけでワクワクが止まりませんでした。
ご快諾を頂けてから数か月の時間を経て生み出された主題歌「ヒカリノアトリエ」。
最高の音楽を前に言葉は力を持ちません。
これぞ「べっぴんさん」です。
この歌の光が日本中の朝を照らす日が心待ちでなりません。
プロデューサーとしてはこれ以上もないほどの大絶賛です。スタッフとしてはミスチルから主題歌の提供をしてもらうだけでも大変ありがたいのに、その曲の内容が素晴らしいともなればもう最高としか言いようもないでしょう。
しかし、これは「べっぴんさん」の制作側だけではなく、ミスチル側も主題歌作りにかなりノリノリだったようですね。実際にMr.Childrenのボーカルの桜井和寿さんは今回の「ヒカリノアトリエ」の提供について以下のように語っていました。
『べっぴんさん』との出会いが、僕らにまっすぐな希望の歌を与えてくれました。
ひたむきな物語にそっと寄り添えるような曲でありたいと、強く願っています
この文面を読むと、むしろこちら(ミスチル側)からお願いしたかったと言わんばかりの内容ですよね。もちろん、単なるミスチルのリップサービスじゃないの?と思う人もいるでしょう。
しかし、べっぴんさんの主題歌の「ヒカリノアトリエ」の裏側を見てみると桜井さんの先のコメントが決して単なるリップサービスというわけではないことがわかりますよ。
ぺっぴんさんの主題歌の曲に対するミスチルの自信が半端じゃない!?
実は朝ドラ「べっぴんさん」の主題歌が明らかになる前にミスチルの桜井さんは度々曲についてコメントしていました。もちろん、まだ情報が公にできないときはドラマ名はもちろん、朝ドラの主題歌を作っているとは言えません。
しかし、後から「べっぴんさん」の主題歌の「ヒカリノアトリエ」であると考えると確かに話の辻褄があうんですよね。まずは、ミスチルのツアーのホールツアー「虹」の5月12日の滋賀公演での桜井和寿さんのコメントからです。
曲をどんどん作っています。依頼された曲がかなり良く仕上がりました。
そして、そのミスチルの曲のデモを聞いた人がいました。スガシカオさんです。スガシカオさんもその曲の出来に驚愕しており、公式Twitterで以下のようなコメントをしていました。
永遠のライバルSから、『渾身のデモ』というタイトルのメールが来た。
こ、こ、これがデモなのか?? ((((;゚Д゚)))))))
もうすでにドラマの主題歌みたいだぞ…
完成度が・・・くそー、負けてたまるかっ— スガ シカオ/ツアー中&フォロバ中 (@shikaosuga) 2016年5月5日
ちなみに「永遠のライバルS」とはスガシカオさん自身ではなく、もちろんミスチルの桜井和寿さんのことです。うっかり「ドラマの主題歌」と言ってしまっているのが気になりますが、NHKの朝ドラとは言っていないのでセーフですかね。
もちろん、この時点で一般に公開することはさすがに無理でしたが、桜井さんの「渾身のデモ」という言葉やスガシカオさんのツイートからしてこの時点でかなり完成度の高い曲に仕上がっていたということでしょう。
ぺっぴんさんの主題歌の曲名ではなく、ミスチルのバンド名だった!?
ミスチルファンなら「ヒカリノアトリエ」という言葉に聞き覚えはないでしょうか?実は「ヒカリノアトリエ」は先程お話したホールツアー「虹」で急遽発表になったバンド名なんですよね。
ホールツアー「虹」ではいつもとはミスチルに挑戦したかったと桜井和寿さんはコメントしていました。その中の一つがバンド「ヒカリノアトリエ」の結成です。Mr.Childrenはボーカルの桜井和寿さんを含め、以下の4名構成のバンドでしたね。
名前 | パート |
---|---|
桜井和寿 | ボーカル ギター ブルースハープ ピアノ |
田原健一 | ギター グロッケン マンドリン ピアニカ |
中川敬輔 | ベース |
鈴木英哉 | ドラムス コーラス ボーカル |
「ヒカリノアトリエ」はこれに以下のサポートメンバー4人が加わったバンドです。もちろん、このままMr.Childrenと名乗ることも問題はないわけですが、桜井さん自身それに違和感を感じておりバンド「ヒカリノアトリエ」の結成に至ったわけです。
- サニー
- 山本拓夫
- icchie
- 小春(チャラン・ポ・ランタン)
というわけで「ヒカリノアトリエ」の8人のメンバーの写真がこちらです。
ハイ落ちした耳でミックスして今日改めて聴いてみたらあまりにバランス取れてなくてビックリ!バランスといえば昨日のフォーメーション。2トップは予想通り、意外と攻撃的なこっはーと左サイドバックにicchie…僕は左のボランチです。 pic.twitter.com/OX6hUqJFIL
— サニー (@sunnyhathaway) 2016年6月5日
ちなみに「ヒカリノアトリエ」は正式なバンド名ではありません。正式名称は「Mr.Children光のアトリエで虹の絵を描く」で略して「ヒカリノアトリエ」というわけです。まあ、正式名称のほうは流石に名前が長いですよね・・・。
というわけで、ミスチルの桜井さんは「べっぴんさん」の主題歌に何とこのバンドの名前をそのまま付けてしまったわけです。それだけ「ヒカリノアトリエ」という響きが非常に気に入ってしまったということでしょうかね。
曲の内容はもちろん、曲名に対してもミスチルの思いが非常に詰まっていることは感じましたか?「べっぴんさん」の主題歌はまだその一部しか明らかになっていませんが、早くフルで聞いてみたいですよね。
以上、べっぴんさんの主題歌とミスチルの強い関係についてでした。
今更だけど「べっぴんさん」が見たい!でも、どこで見られるの?
大丈夫です!
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